2015年12月6日日曜日

全国交流集会に行きました。i


9月26日~27日に行われた第27回コミュニティユニオン全国交流集会㏌あいちに参加しました。

会場は愛知県刈谷市の刈谷市産業振興センターです。

トヨタのお膝元の愛知県刈谷市の開催でした。

トヨタと闘う外国人労働者の闘いの報告もありました。

全体集会ではメトロコマースの闘いなどが報告されましたが、京都の清掃の会社での
闘いが特に印象に残りました。

偽装倒産に対抗するために職場占拠を行った闘いです。

競売で備品を組合で落としたところ、机の引き出しから、銀行・取引先と協議し偽装倒産を行ったことの資料が出てきて、逆転勝利の闘いの報告でした。

労働組合を結成し、漫画しか読んでいなかった一人ひとりの労働者が労働法などの本を自ら読み、ああだ、こうだと議論を始める経過を聞き、闘いの中で成長していく様が見えました。

講演は、中谷雄二弁護士と奨学金問題やブラックバイトを闘う中京大学の大内教授でした。

分散会は、「憲法・安倍Ⅱ」に昨年に続き参加しました。

大阪の天六ユニオンの方は、日通で差別を受ける中で裁判闘争を闘い、組合の民主化を職場で追及されていた方です。

職場を離れた今も職場の仲間と民主化を求めています。
強行採決の後も駅頭で宣伝行動を行っているが反応は引き続き良いと言ってました。

安保法制の闘いでは、ユニオンの労組運動が強化されないと、闘いの発展性と継続性が担保されないと語って居ました。

60年安保闘争との違いは、60年は安保と三池が闘われ、経済闘争と政治闘争が結合され、労働組合が中心で闘われたが、安保法制の闘いは市民の動きは大きいが、労働組合の動きが鈍い。

現在多くの企業内労働組合は職場での闘いが無く、政治闘争も闘えない現状にある。

自らのユニオンで精いっぱい課題を闘い、政治闘争も闘える組織力を作ろうとも話されました。

尖閣の問題が出され、安倍内閣はアメリカに言って居る事と、国民に言って居る事が違う。

アメリカとは今年の4月末に日米ガイドラインで、尖閣で戦争時は日本が主体的に闘う、アメリカは支援するのみで合意しているにも関わらず、国民に「アメリカに守ってもらえない」と言います。嘘と欺瞞の政権です。


夕方の交流会では、地元出身の海老原よしえさんのミニコンサートと立食で沢山の料理が並びました。


名古屋ならではのきしめんの屋台もあり、味噌串カツ、エビフライ、赤みそのどてやきも出て満足の交流会でした。

2015年5月16日土曜日

労働法制改悪反対の行動に参加しました


5月14日18時30分より「取り戻そう生活時間安定雇用~許すな!雇用破壊 5・14ACTION~」の集会が日本労働弁護団などの呼びかけで開催されました。





連合・全労連・全労協の参加する残念ながら珍しい集会でした。





安倍政権は”岩盤規制に穴をあける”として今通常国会で、労働者派遣法の改悪と残業代ゼロ法案を行おうとしています。





集団的自衛権の法制化の国会審議の為に、早急にこの法案を通してしまおうとの動きもあるそうです。





派遣法の改悪は、規制が無くなることで「正社員ゼロ、生涯派遣法案」です。





残業代ゼロ法案は、時間でなく成果で職員を評価すると安倍首相は言いますが、どこにも成果で評価するとは書いていません。





残業代を払わなくて良い法案でしかなく、長時間労働が当たり前、「過労死・過労うつ促進法」です。




集会の後、国会に向けてデモが行われました。






私達は全労協の隊列でデモをしました。





国会では、民主・社民・共産・生活(山本太郎)が請願を受付、共に闘う決意を込めて団結ガンバローが行われました。




法案を廃案に院内・院外の闘いを強めましょう!

2015年5月2日土曜日

86th日比谷メーデー



5月1日日比谷野外音楽堂で日比谷メーデーが開催されました。



今年も分裂メーデーで、連合は4月29日代々木、全労連は5月1日代々木で開催。



全労協を中心にこの日比谷野音で、どちらにも参加できない労働組合が参加して開催されました。



私達は全労協に加盟をしていることもあり、この日比谷メーデーに参加しました。



8000人の参加で会場は埋め尽くされ、会場外
にも参加者が溢れていました。



オープニングは東京清掃労働組合青年部を中心とした会場全体の「座り込めここに」の合唱から始まりました。




主催者あいさつを国労東京委員長、連帯挨拶を都労連委員長、来賓あいさつで参議院議員で社民党副党首福島瑞穂。



アトラクションは島キクジロウ&NO NUKES RIGHTS。



郵政ユニオンやブラジル人ネットワーク、メトロコマースなどの闘いの報告。



5・3憲法集会実行委員会より高田健さんが5・3憲法集会への参加の呼びかけ。



最後に金沢全労協議長の団結がんばろうでデモに出発しました。



デモは土橋と鍛冶橋の2コース。



私達ユニオンは土橋コースでした。



土橋で散会後、ビールで乾杯。



残念ながら豊島支部と書記長は豊島区内の病院での解雇問題の相談がこの後あり、水で乾杯でした。



引き続き解雇撤回に向けて頑張ります。

2015年2月6日金曜日

川内・高浜原発再稼働阻止!2・4全労協脱原発集会


全労協主催で日比谷図書館地下ホールで福島と鹿児島の女性が原発再稼働反対・脱原発の要請に上京した取り組みを支えようと集会が開催されました。

福島の大河原さんは、無農薬で農業をやってきたが放射能で汚染され努力が無駄にされた。

よそで農業をやればと言われるが土作りに有機農法は20年かかる。

この年でもうできない。

農民としてのプライドや喜びは農作物を食べてもらえること。

放射能がやっと1ケタ台にになった。

何ベクレルか書いて農作物を売っている。

応援すると買ってくれる方がいる。

友人で原木で椎茸栽培を6万本もやっていた方
がいる。

今は毎日4トンの椎茸を捨てている。

毎日夫婦で泣いている。

福島の未来を見ようとチェルノブイリに行った。

今でもキノコは食べられない。

風評被害で農作物も売れない。

絶望していた。

鹿児島の井上さんは鹿児島県議会で多くの再稼働反対の陳情を無視し、一件の再稼働の陳情書が自民・公明によって採択された。

あきらめず再稼働反対の緊急署名を行い九電社長に突きつけるつもり。

鹿児島の若い人は鹿児島に原発があることすら知らない人がいある。

県知事選は負けたけど、この闘いで多くの若い人と出会いつながれた。

勉強会したり鍋やったりしている。

集会後、東電前に移動し、抗議と再稼働反対の声をあげました。

全労協は福島の集会にはバス2台でさんか予定です。

300名の方が参加しました。

2015年1月31日土曜日

労働法制改悪を許すな!


1月30日文京区民センターで全労協、全労連による雇用共同アクション主催の決起集会が開催されました。

お互いさまも全労協に加盟していますので参加しました、

これは国会開会に合わせて労働法制改悪を阻止する闘いのスタート集会として開催されました。

安倍内閣は8時間労働制、直接・常
用雇用の原則、雇用保障の原則等を「経済成長を妨げる障害物」(岩盤)として「一つ一つ穴を空ける」としています。

特定高度専門職・成果型労働制の創設として残業代0法案を出そうとしています。

対象業務を限定しているかに見えますが、等が入って拡大解釈が可能になっていて、法案とは別に省令で定めるとされています。

職種については今後国会を通さず政府の判断で変えていくことが可能になっています。

年収も1075万円以上に限るとしていますが、こ
れも省令で定めることになっていて、今後政府の判断で変更できるようになっています。

法案さえ作れば、経団連の年収400万円にしろとの要求に近ずくことは目に見えています。

お互いさまの組合員であり過労死を考える家族の会の中原のり子さんが、過労死防止法を作った同じメンバーがこうした過労死につながる長時間労働を生む残業代0法案を出してくること自体が許せないと訴えました。

今後労働者派遣の自由化、恒久化の法案が再び出されることも確実視されています。

研修の名のもとに低賃金と劣悪な労働条件を強いている外国人技能実習制度の対象業務拡大や期間を3年から5年に延長しようとしています。

「日本の正社員は世界でもっとも守られている」と自由に解雇できるように、不当な解雇を金で買える「解雇の金銭解決」も出る動きがあります。

現在でも長時間労働や不当な解雇などが行われている中で、更にそれらを進める労働法制の改悪を許してはなりません。